お知らせ

令和5年度 学校行事  

 令和5年度2学年進路ガイダンスを実施しました

 

 11月15日(水)5・6時間目に2学年の生徒を対象に、進路ガイダンスを行いました。今回の目的は2つあります。1つめは「生き生きと働く職業人の話を聞き、進路選択に対する視野を広げ、キャリア意識を向上させる」。2つめは「なりたい自分(夢・希望・明るい未来像)を目標設定することで、学ぶことと働くことの意義を考える」です。

大学・短大3校、企業7社と自衛隊にお越しいただきました。生徒は事前のアンケートより10種類のセミナーから希望の2つを選び聴講しました。セミナーの内容は、具体的な仕事内容、求められる知識や適性、社会で求められる人材とは、学生時代で取り組んでおくべきことなどです。

参加した生徒たちからは以下のような感想が届きました。

・自分の好きなことを仕事にした方が長く続けられると思った。

・僕はガイダンスを聞いた中で心に残った言葉があり、1つが「道を切り開くのは自信と勇気」、2つめが「学生のうちにできることを」の2つであり、将来自分のやりたいことのために頑張りたいことを今できたらいいなと思います。

・社会に出て働くために必要なこと、そして社会が必要としている人材について学んだ。教養と知識を身につけ、他者を尊重すること、他の人と協力することを意識しようと思う。

・コミュニケーション能力、何があっても動ける状況判断能力、より知るための探究力、思考力などが社会に出たとき、働くときに大切なんだと思いました。

 2年生は修学旅行が終わり、3年生0学期といわれる自分の進路を決める時期になりました。ガイダンス後、進路指導部を訪ねてくる生徒もおり、自分の進路に向けて少しずつ進み始めたように思われます。まだ自分の将来について考えられていなかった生徒でも今回のガイダンスを通じて職業や大学についての視野が広がったのではないでしょうか。まずは、目の前にある期末考査に向けて学習に集中して取り組んでいきましょう。

 

 

          

 

 

 

 

 


令和5年度社会人講話 ―地域の課題解決に取り組む大人と高校生による哲学的雑談―を実施しました

 

 9月6日(火)1・2学年の生徒を対象に、社会人講話―地域の課題解決に取り組む大人と高校生による哲学的雑談―を行いました。地域の課題解決に取り組む社会人の講話を聴き、自分が暮らす地域や社会に対する関心を高めること、対話を通して、生徒が自己の生き方や進路について考えるきっかけとすることを目的にしています。県内で働く社会人10名に講師としてお越しいただき、生徒は事前のアンケートから希望する2名の講話を聴きます。内容は、地域で取り組んでいる課題解決、仕事に対する思い、学生時代のエピソード等です。その後、「はたらく」というテーマで講師と生徒で対話を行いました。

 参加した生徒たちからは、「好きではない仕事するより好きなことを仕事にする方が何倍も努力が必要だ」、「自分は世界にたった一人で自分にしかできないことは絶対にあって、失敗を恐れてはいけない」、「体験談を聞き、もし社会に出たときは自分はどういう風にしたいんだろうと考えられた」、「自分が好きなことや得意なことを仕事にするのが楽しく働くために必要なことだとわかった」などの感想が寄せられました。

 家と学校との往復ばかりで決まった人としか会話しない。そんな中で学年の垣根を越え、また先生や家族以外の大人と話ができ、良い刺激にもなりました。「将来どのような生き方をしたいか」を考える時間は少ないように感じます。今回の講話を通して、卒業後の進路を超えた先の将来も考えるきっかけとなることを期待しています。

 


外部関係者による模擬面接を実施しました

 

 9月2日(土)3学年の就職希望者を対象として、模擬面接を行いました。実際の面接状況を再現し、入室から質疑応答、退出までの一連の流れを疑似的に体験することで、本番で極度に緊張せず、自分の考えをわかりやすく相手に伝えられるようにすることを目的としています。講師は、企業の人事を担当する方にお越しいただき、面接官の視点から志望理由や自己PRのより良い伝え方、声のトーンや態度が相手にどのような印象を与えるのかアドバイスをいただきました。

 生徒たちが緊張して言葉につまる場面も見受けられましたが、講師の方のアドバイスを真摯に受け取り、諦めずに面接に取り組みました。中には他の生徒が受けたアドバイスを自分事のようにメモをする生徒もいるなど、どの生徒も真剣に取り組みました。

  今回参加した生徒は、「今でさえ緊張する、本番はもっと緊張するから不安だ」、「意外と話せたが、言葉遣いが苦手だ」と話していました。就職試験まであと数日。自分の思いを企業の方に伝えられるように今回いただいたアドバイスを踏まえて何度も面接練習を重ねていきましょう。1つ1つの積み重ねが進路実現につながります。

 


「SPI3講習会」を実施しました

 

 7月24日・25日に専門学校アレック情報ビジネス学院の駒木隆治先生を招き、就職試験対策として、3年生の就職希望者を対象に2日間の講習会を行いました

 9月16日から始まる就職試験本番に向けて実践的な問題の解き方など学び、ビジネスマナー等についてもお話をしていただきました。

※この事業は県の「高校生の就職支援プロジェクト事業」の予算を活用して実施しました。

 


夏期進学ゼミを実施しました


 7月24日(月)~7月27日(木)に四年制大学や短期大学、専門学校への進学や、公務員等の就職を希望している生徒を対象に「夏期進学ゼミ」を実施しました。1・2年生は1校時にセルフコーチング講座を受講し、続けて3教科の授業を受講しています。3年生は3教科と小論文のうち希望科目を選択し、受講しています。1・2年生が受講しているセルフコーチング講座は、プロフェッショナルコーチの水木慈恵さんが講師をしてくださっています。この講座では、目標設定と振り返りを自分との対話をとおして行い、自己実現できる生徒の育成を目指しています。今夏は、「幸せが高まる行動習慣」:主体的な行動のとり方、目的意識の持ち方、時間管理について学び、「哲学的雑談」:1つの事柄について様々な角度から深く考え、他者と考えを共有し合う活動に取り組みました。
哲学的雑談では、「普通」の意味や基準、重要性など深く考えました。以下生徒の感想の抜粋です。

 

自分のハンドルは自分で握るという言葉を聞いて、主体的に行動する自分を目指して、生活をしていこうと思いました。そして、計画も立てて勉強などに取り組んでいこうと思いました。その、計画を自分の見えるところに貼って、しっかりと計画を立てたことは、実行していこうと思いました。この4日間自分を見直す時間ができて、良かったです。(1年生)


(哲学的雑談について)1つの言葉だけでこれほど深く考えたことはなく、逆に考えれば考えるほど自分的に意見がポンポン浮かんだ事で相手にも意見を共有することができて嬉しかったです。考える事はこれほど楽しいと思った事は初めての経験だったので参加する事ができて良かったです。(2年生)


 参加した生徒たちは、普段自分自身や物事について深く考えることがあまりなかったり、自分の考えたことの言語化が苦手だったりと四苦八苦しながら講座に取り組んでいました。しかし、本講座から今何気なく過ごしている自分を変えていくためのヒントが得られたと思います。このヒントを基に小さいことから継続していき、自分の夢を叶えるための力をつけてほしいと思います。
(セルフコーチング講座は、青森県教育委員会の令和5年度進学力を高める高校支援事業「進学力パワーアッププログラム」として実施しています。)

 


進路座談会を実施しました

 

 5月23日(火)の放課後、進学を希望する生徒を対象として、「進路座談会」を実施しました。現役の大学生や社会人の方からご自身の経験を伺い、生徒の進路に対する意識を高めることを目的としています。
今回の講師は、現在本校で教育実習を行っている、青森公立大学経済学部4年 柏崎 凜さんです。座談会では、なぜ青森公立大学へ進学したのか、キャンパスライフ、高校時代の様子について話してくださいました。主に3学年の生徒が参加し、柏崎さんが専攻している分野や、大学を卒業したあとの進路について質問し、丁寧に答えていただきました。
 柏崎さんのお話の中で、「自分が好きなことをしている自分でいてほしい」というメッセージがありました。この言葉のとおり、日々の学習を通して自分の好きな学問は何かを考え、それを追求できる環境のある学校へ進学してほしいと思います。
 生徒たちの先輩である本校の卒業生が実習生として来校し、直接お話を伺うというなかなかない機会で、大変貴重な時間を過ごすことができました。

 


自衛隊説明会を実施しました

 

 5月10日(水)の放課後、全学年対象の「自衛隊説明会」を実施しました。自衛隊説明会は、自衛隊就職予定の生徒、自衛隊に興味のある生徒、進路に悩んでいる生徒が、実際に自衛隊員の話を聞くことで主体的に進路選択が行えたり、進路選択の視野を広げたりすることを目的としています。

 講師の自衛隊青森地方協力本部 三沢募集案内所 主任広報官 諸熊 正史 さんからは、自衛官の仕事の概要(国の防衛、災害派遣、国際平和協力活動)、自衛隊内の職種(普通科、衛生科、調理、事務、薬剤師など)、福利厚生(給料、休暇など)についてご説明していただきました。

 参加した生徒からは、「自衛隊の中でもさまざまな職種があり、 働き手に寄り添った働き方があることがわかった。」、「空を飛びたいという夢を叶えるため、航空学生の試験にチャレンジする。」などの感想が寄せられました。

 自衛隊就職希望の生徒が多かったものの、進路に悩む生徒は進路先に自衛隊が加えられ、進路選択の幅が広がったように思います。今後、採用試験に向けた講習会なども企画されていますので、生徒のみなさんに積極的に参加し、自分の夢を叶えてほしいと思います。